糖尿病・内分泌代謝内科
医局長からのメッセージ
糖尿病・内分泌代謝内科 医局長長尾 元嗣
糖尿病・内分泌代謝内科教室の
歩みと沿革
私たちの医局は、1980年に誕生した日本医科大学第三内科の内分泌グループを原点とし、内分泌内科(1995年〜若林一二教授)としての独立後、内分泌代謝内科(2001年〜及川眞一教授)、糖尿病・内分泌代謝内科(2014年〜杉原仁教授)となり発展して参りました。現在、岩部真人教授のもと当科に所属する医局員数は40名超となり、国内でも有数の規模を誇る内分泌代謝診療部門となっております。当科では内分泌疾患と代謝疾患の診療が大変バランス良く行われており、院内では外科治療が必要な内分泌症例での内分泌外科、脳神経外科、泌尿器科との連携はもちろん、他科に入院した糖尿病症例(年間約1500例)のシックデイおよび周術期の血糖管理を当科が中心となって担当するなど、診療科の枠組みを超えた内分泌疾患と代謝疾患の総合診療体制が構築されています。それに加えて、近隣医療圏を中心に25ヶ所超の医療機関にある内分泌代謝専門外来を当科の医局員が担当しており、そこを拠点とした病診連携体制も確立しています。そして当科が最も誇るべきは、診療、研究、教育に対するアクティビティが非常に高い中堅・若手医師が多数在籍し、現場で活躍しているという点です。医局員のライフプランやキャリアパスも多種多様であり、ロールモデルとなる良き先輩医師とも出会えると思いますので、皆様のご入局を心よりお待ちしております。
腎臓内科
医局長からのメッセージ
腎臓内科 医局長平間 章郎
腎臓内科教室の歩みと沿革
大正13年7月 現在の千代田区飯田橋に日本医科大学附属第一病院が開院します。腎臓内科教室の礎は長らく飯田橋の地にありました。昭和53年に附属第一病院に透析室が開設され、初代室長に原一男教授が就任されます。その後、平成元年に東京医科歯科大学から飯野靖彦先生(現名誉教授)が助教授(准教授)として赴任されます。平成9年に病院の統廃合に伴い現在の付属病院に移り、第二内科学教室として神経内科・腎臓内科・膠原病リウマチ科を担当。平成10年には飯野靖彦先生が初代腎臓内科教授となりました。そして令和4年5月に日本医科大学大学院医学研究科 内分泌代謝・腎臓内科学分野(岩部真人教授)へと生まれ変わりました。
腎臓内科分野は約60名の医局員で構成され、IgA腎症、糖尿病性腎症、腎不全/腎代替療法などをテーマに臨床・教育・研究を行っています。
腎臓内科の守備範囲は広く、腎機能障害の急性期から慢性期にいたるまで幅広い分野で専門性を発揮するとともに、クリニックや在宅診療など地域との医療連携を大切にしています。また基礎研究による病態解明と臨床研究を通じて腎臓内科学の進歩に貢献し、大学病院としての責務を全うできるように、力を尽くしております。そしてさらなる発展のために、若い先生の力を必要としております。皆様のご入局を心よりお待ちしております。