診療案内

糖尿病・内分泌代謝内科

診療の概要

日本医科大学付属病院
糖尿病・内分泌代謝内科 部長

岩部 真人

糖尿病・内分泌代謝内科は、糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満症などのいわゆる生活習慣病から下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、性腺などに関連した内分泌疾患を対象とした診療科です。外来・入院診療においては、患者さんのご要望が最も多い生活習慣病の外来加療および学習入院から、内分泌機能検査等の特殊検査の実施、持続皮下インスリン注入等の高度医療技術の導入など、時代のニーズに即した先進的医療を実施しています。また、それぞれの患者さんにとってベストな医療を提供するために各疾患に対する専門医だけでなく看護部、臨床検査部、薬剤部、栄養科、医事課、資材課、医療連携室に所属する全てのメディカルスタッフの総力を結集したワンチーム体制で診療にあたっています。

糖尿病、内分泌代謝疾患、肥満症の専門診療においては、病気の性質上、患者さんとの付き合いが長年にわたります。そのため、その患者さんを生涯「診届ける」強い覚悟を持つと同時に、患者さんの日常の不安や変化を常に共有し、通院が気軽になるよう開かれた診療を実践しています。生活習慣病、内分泌疾患でお悩みの方は、安心して是非ご来院頂ければと思います。

日本医科大学付属病院

日本医科大学 千葉北総病院
糖尿病・内分泌代謝内科 部長

岡島 史宜

千葉北総病院は付属4病院の中では最も若く、1994年に開院しました。ドクターヘリを運用した救急医療が積極的に行われており、ドラマコードブルーのロケ地として用いられた病院ですが、ドクターヘリの運用が積極的に行われている理由は、当該地域における基幹病院の少なさに起因しています。

他の付属病院と同様に日本糖尿病学会、日本内分泌学会および日本動脈硬化学会の認定教育施設であり、糖尿病、内分泌疾患及び脂質異常症の専門診療を行っておりますが、当院の大きな特徴は病診連携システムにあります。基幹病院の少なさから、紹介患者数は非常に多い反面、ご紹介いただいた患者様をすべて当院でフォローアップし続けることは不可能です。このためご紹介いただいた患者様は、十分な検査、治療および教育が行われた時点で、原則紹介元へ逆紹介を行う方針としており、近隣の医療機関と良好な連携が行われております。研修を行う先生方にとっては、この紹介患者様の多さが、質量ともに豊富な症例を受け持つことを可能としております。また、数多くの未治療の糖尿病患者さん等が受診されるため、当教室で明らかとなった基礎的な研究テーマに関する臨床研究なども行われており、大学病院でしか行うことのできない基礎・臨床リンクした質の高い研究を目指しています。

また、内分泌代謝分野だけでは困難な合併症などに関する研究も、循環器内科や眼科など他診療科と共同で数多く行われていることが当院の魅力と考えております。

千葉北総病院

日本医科大学 武蔵小杉病院
内分泌・糖尿病・動脈硬化内科部長

石川 真由美

当科では、内分泌疾患とは、つまりホルモンの異常に伴う疾患の診療をしています。ホルモンとは、血液中にあって体のあらゆる部分に作用して体(細胞)の機能を維持する、あるいは発育や成長、老化といった人の一生の変化をコントロールするとても大切な物質のことです。このホルモンの作用に少しでも異常をきたすと、さまざまな病気になります。中でも多いのは、インスリンというホルモンの作用に異常をきたした糖尿病、甲状腺ホルモンに異常をきたしたバセドウ病や橋本病などです。いずれにしてもこれらのホルモンの異常に伴う疾患は、正確な診断と治療が必要で、放置すると著しく生活の質(QOL)が低下することになりますし、場合によっては命に直結します。

当科では二次性の高血圧症の精査、妊娠希望の甲状腺異常の方や、妊娠糖尿病、手術をされる糖尿病の方や合併症が進行した患者さんの血糖管理、高齢者の糖尿病の血糖管理の相談といった幅広いライフステージの患者さんに、複数の科の専門医やあらゆる職種のスタッフが連携して、総合的に診療を行っております。また小児内分泌医からの成人になった内分泌疾患の患者さんの受け入れも行っております。内分泌疾患を紹介したい、あるいは内分泌疾患を学びたいという方は、ぜひご連絡をください。

武蔵小杉病院

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